虎を描いてみた

虎

PhotoshopCS6 ハード円ブラシ(カスタム)

前にライオンを描いた時、「大きい猫やろ」と侮って苦戦したので、今回はちゃんと「虎を描くぞ」と思って取り組みました。

でも、虎を描くぞと思うほどに、自分が虎のことを何も知らないということに気づかされます。
よくよく考えてみれば、私は虎については、
・にくしょく
・つよい
くらいの小学生以下の知識しかありません。

動物園で見た虎は、誰彼構わず喧嘩をふっかけては怒られるというちょっとやんちゃな感じでした。
自然の中ではどんな感じなのでしょうね。
退屈そうにしている虎ではなく、生き生きした虎を見てみたい気もしますが、実際に自然界で遭遇したら死を覚悟しないといけない相手なんですよね。
うーん……サファリパークあたりが無難か……。

動物を描く時って、何かこう、生命に対する敬意みたいなものが先立つので、自分のちっぽけな葛藤とか過去のこととか思い出さずに描けて、精神的にすごく救われる部分があります。
生きるために生きるみたいなそういう真っ直ぐさの前では、小さいことにこだわって悩んでる自分なんて吹き飛びますね。
悩んでるというか、もう答えの出てる問題に対していつまでも悲しむというか……なんてしょうもない!
そういう時間も、もちろん時には必要ですが、ずっとそこに囚われているというのは、いささか不健全というか、なんか辛いだけですよね。
自分も動物であるという感覚も大事にしていきたい。

本を借りてきました

図書館で借りていた本を返却し、新たに借りてきました。

・ニッポンの刑務所30 外山ひとみ
・デッサン上達法 形のトレーニング
・犬とハモニカ 江國香織
・at Home 本多孝好
・超訳ニーチェの言葉

こんな感じです。
刑務所の本は、ビジュアルブックですね。
普段まったく縁のない場所なので、好奇心から借りてみました。
帰宅して一気に読みました。とても見応えのある写真ばかりでした。
刑というものの在り方について、ちょっと考えてみたくなる内容でした。

デッサン本は、古いけれど分かりやすい感じがしたので借りてみました。
形を捉えるのがとても苦手なので、これを読んで練習してみようと思います。

江國さんの本は、短編集なのですが、タイトルの「おそ夏のゆうぐれ」を、「おそ松のゆうぐれ」に空目しました。
もう完全にパチンコで負けて不景気そうな顔で夕暮れを歩くおそ松兄さんの姿しか浮かばないのですが、一応読んでおこうということで。

at Homeは読んだことあるような……ないような……。
本多さんの本は大体読んだと思うのですが、これは記憶が曖昧だったので借りました。

超訳ニーチェは文庫本が出たとかで本屋のランキングに出ていました。
こういうのを読むのはいけ好かない奴に違いないと思ってはいるのですが、個人的には好きです。
私はいけ好かない奴なんです、きっと。
なんとなくポジティブっぽい言葉が並んでいるのですが、人生には多分、そういうポジティブさで武装しなきゃならん時もあると思います。
いわゆる正念場というものかもしれません。
お前の人生のどこに正念場があるの? と聞かれたらぐうの音も出ないけれども。

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